愛着行動

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愛着行動とは、乳幼児が養育者に対して親密さを求めるために行う行動のことです。生後6か月頃から2歳頃まで活発に現れます。

愛着行動には、大きく分けて3種類のものがあります。

発信行動:泣き、笑い、声を出すことなど、養育者の注意を引くために行う行動
定位行動:養育者の近くに移動したり、追いかけたりするなど、養育者の近くにいるために行う行動
能動的身体行動:抱きつき、よじ登り、抱きしめるなど、養育者と接触するために行う行動
愛着行動は、乳幼児が養育者から安心感や安全感を得るために重要な役割を果たしています。愛着行動がうまく機能することで、乳幼児は養育者の存在を信頼し、自分自身も愛されていると感じることができます。

愛着行動がうまく機能しない場合は、乳幼児は不安や不安定さを抱えてしまう可能性があります。また、愛着行動がうまく機能しないことは、その後の社会性や情緒の発達にも影響を与えると考えられています。

愛着行動は、乳幼児と養育者の関係を築く上で重要な要素です。養育者は、乳幼児の愛着行動に敏感に反応し、適切な対応をすることで、乳幼児の健全な発達を促すことができます。

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