筆記開示

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筆記開示とは、自分のネガティブな感情をそのまま素直に紙に書き出す心理療法のことです。1980年代にアメリカの心理学者ジェームス・ペネベーカー氏によって考案されました。

筆記開示の方法は、1日20分程度、自分の感じている悩みや不安、怒り、悲しみなどのネガティブな感情を、客観的にかつ詳細に書き出すというものです。内容は、誰にも見られないように、自分だけの秘密として書き出します。

筆記開示には、以下の効果が期待されています。

不安やストレスの軽減
気分の改善
自己認識の向上
免疫力の向上
うつ病やPTSDの改善
筆記開示は、誰でも簡単に行うことができる心理療法です。自分のネガティブな感情に悩んでいる方は、ぜひ試してみてください。

以下に、筆記開示の具体的なやり方をご紹介します。

紙と筆記用具を用意します。
誰にも見られないように、自分だけの秘密として書きます。
1日20分程度、自分の感じている悩みや不安、怒り、悲しみなどのネガティブな感情を、客観的にかつ詳細に書き出します。
内容は、誰かにどう思われるかではなく、自分の気持ちに正直に書きます。
書き終わったら、ゴミ箱に捨ててしまいます。
筆記開示は、毎日続けることが大切です。最初はうまく書けなくても、続けるうちに、自分のネガティブな感情を理解し、コントロールできるようになるでしょう。

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