スティンザー効果とは

スティンザー効果とは、会議やディスカッションなど複数人で話す際に、座る位置によってその人に対する印象や関係性が変わってくるというもの

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スティンザー効果とは、アメリカの心理学者スティンザーが発表した心理的効果で、会議やディスカッションなど複数人で話す際に、座る位置によってその人に対する印象や関係性が変わってくるというものです。

具体的には、以下のような効果が挙げられます。

  • 横並びに座ると、味方意識が生まれやすい
  • 正面に座ると、敵対意識が生まれやすい
  • 斜め前に座ると、協力関係が生まれやすい

これらの効果は、視線や体の向きなどが関係していると考えられています。

会議を有利に進めるために

スティンザー効果は、会議を有利に進めるために利用することができます。

例えば、

  • 重要な議題について話し合うときは、参加者全員が横並びに座るようにする。
  • 意見をまとめたいときは、参加者全員が斜め前に座るようにする。
  • 反対意見が多い人がいる場合は、その人と正面に座らないようにする。

など、会議の目的や参加者によって座る位置を工夫することで、より効果的な会議を行うことができます。

恋愛に利用する

スティンザー効果は、恋愛にも利用することができます。

例えば、

  • デートのときは、相手と横並びに座るようにする。
  • 会話したい相手と、斜め前に座るようにする。

など、座る位置を工夫することで、相手に好印象を与えたり、距離を縮めたりすることができます。

参考URL:
会議を有利に進める「スティンザー効果」とは?|ビジネスに使える心理学③ | オンスク.JP