手続き記憶とは、長期記憶の一種で、技能や手続き、ノウハウを保持するもの

今月の注目記事
みんなが知りたい!心理学用語ランキング ちょっと 口癖 プルースト効果とは

手続き記憶とは、長期記憶の一種で、技能や手続き、ノウハウを保持するものです。手続き的記憶あるいは非陳述記憶とも呼ばれます。他にも「技能記憶」、「連合記憶」といった名称もあります。

手続き記憶の特徴は、以下のとおりです。

  • 言葉で説明できないことが多い。
  • 意識しなくとも使える。
  • 繰り返しの練習によって獲得される。
  • 一度獲得されると、長期間にわたって保持される。

手続き記憶の例としては、以下のようなものが挙げられます。

  • 自転車の乗り方
  • 楽器の演奏
  • スポーツの技術
  • 言語の使用
  • 日常生活の動作

手続き記憶は、脳の海馬や側頭葉前部に保存されていると考えられています。

手続き記憶は、私たちの日常生活を円滑に行うために不可欠なものです。自転車に乗ったり、楽器を演奏したり、日常生活の動作をしたりするためには、手続き記憶がなければできません。

また、手続き記憶は、私たちの認知能力を向上させるためにも役立ちます。手続き記憶を鍛えることで、脳の処理能力や注意力、集中力などが向上すると考えられています。

手続き記憶を鍛えるためには、繰り返しの練習が効果的です。また、新しいことにチャレンジしたり、苦手なことに取り組んだりするのも、手続き記憶を鍛える良い方法です。

参考URL:
手続き記憶 - 脳科学辞典