宣言的記憶

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宣言的記憶とは、言葉にできる記憶のことです。具体的には、事実や経験を保持するもので、意識的に議論したり、宣言したりすることができます。このため陳述記憶とも呼びます。

宣言的記憶は、さらにエピソード記憶と意味記憶に分類されます。

エピソード記憶は、個人の経験や出来事を記憶するものです。例えば、昨日の晩ご飯は何を食べたか、昨日はどこに行ったか、などです。
意味記憶は、事実や知識を記憶するものです。例えば、英語の単語や、歴史上の出来事、などです。
宣言的記憶は、海馬や海馬傍回などの脳部位が関与しているとされています。

宣言的記憶は、人間の生活において非常に重要な役割を果たしています。例えば、日常生活の行動を支えたり、新しい知識を習得したり、人間関係を築いたりするためには、宣言的記憶が必要です。

宣言的記憶の障害は、健忘症などの病気で起こることがあります。健忘症の患者さんは、新しいことを覚えるのが難しくなったり、過去の出来事を思い出せなくなったりすることが特徴です。

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