ファビングとは、スマートフォンやタブレットなどのモバイル端末に熱中するあまり、目の前の話し相手や周囲の人を無視することです。
モバイル端末をいじりながら対面コミュニケーションをとることの有害性を示す言葉であり、2010年代半ばには洋の東西を問わずそのネガティブな作用が広く認識されるようになっていた。
ファビングには、以下の3つの特徴があります。
- モバイル端末に意識が集中している
- 目の前の話し相手や周囲の人に注意を払っていない
- コミュニケーションが阻害されている
ファビングは、以下の3つの点で問題があるとされています。
- 人間関係の悪化
- 集中力の低下
- ストレスの増加
人間関係の悪化については、ファビングをされた人は、自分を無視されていると感じ、疎外感や孤独感を感じやすくなります。また、ファビングをする人は、自分勝手で思いやりがないと思われ、信頼関係を築きづらくなります。
集中力の低下については、ファビングをしていると、目の前の話し相手や周囲のことに意識が向きにくくなり、集中力が低下します。また、ファビングを繰り返していると、常にモバイル端末に意識が向いてしまうようになり、注意散漫になりやすくなります。
ストレスの増加については、ファビングをすると、自分を無視されていると感じたり、周囲の人に気を遣ったりすることで、ストレスを感じやすくなります。また、ファビングを繰り返していると、常にモバイル端末に気を配ることで、ストレスが蓄積しやすくなります。
ファビングを防ぐためには、以下のことに気をつけましょう。
- モバイル端末の使用時間を制限する
- 会話中はモバイル端末を触らない
- 周囲の人に気を配る
また、ファビングをしてしまった場合は、すぐに謝って、目の前の人とコミュニケーションをとるようにしましょう。
参考URL:
ファビング - Wikipedia