(心理学における)アイメッセージとは、自分の感情や考えを「私」を主語にして伝えるコミュニケーション方法

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(心理学における)アイメッセージとは、自分の感情や考えを「私」を主語にして伝えるコミュニケーション方法です。

相手の行動を否定したり、批判したりするのではなく、自分の気持ちや考えを率直に伝えることで、相手を尊重し、建設的なコミュニケーションを促すことを目的としています。

アイメッセージの具体例

アイメッセージの具体例としては、以下のようなものが挙げられます。

自分の気持ちや感情を伝える

  • 「(私は)あなたの言葉に傷つきました」
  • 「(私は)あなたの態度に悲しくなりました」
  • 「(私は)あなたの仕事ぶりに感謝しています」

相手の行動について伝える

  • 「(私は)あなたの仕事の進捗状況がわからないと困ります」
  • 「(私は)あなたの連絡がないと不安になります」
  • 「(私は)あなたの助けがとても助かります」

自分の要求を伝える

  • 「(私は)あなたの意見を聞いてみたい」
  • 「(私は)あなたの助けが欲しい」
  • 「(私は)あなたの話を聞いてほしい」

職場でのコミュニケーション

  • 「(私は)あなたの仕事の進捗状況がわからないと困ります」
  • 「(私は)あなたの連絡がないと不安になります」
  • 「(私は)あなたの助けがとても助かります」

家庭でのコミュニケーション

  • 「(私は)あなたの言葉に傷つきました」
  • 「(私は)あなたの態度に悲しくなりました」
  • 「(私は)あなたの愛情がとても嬉しいです」

友人とのコミュニケーション

  • 「(私は)あなたの話を聞いてほしい」
  • 「(私は)あなたの意見を聞いてみたい」
  • 「(私は)あなたの助けが欲しい」

参考URL:
アイメッセージとは?ユーメッセージとの違いや例文、メリット・デメリットを解説 | ビジネスチャットならChatwork

アイメッセージのメリット

アイメッセージのメリットは、以下の3つが挙げられます。

相手を尊重したコミュニケーションができる

アイメッセージは、主語を「私」にして自分の感情や考えを表現するコミュニケーション方法です。そのため、相手を批判したり、相手の行動を制限したりするニュアンスが含まれません。そのため、相手を尊重したコミュニケーションができるというメリットがあります。

例えば、相手が自分の話を聞いてくれないときに「あなたはいつも話を聞いてくれない」と言えば、相手は批判されていると感じて反発する可能性があります。しかし、「私はあなたの話を聞いてほしい」と言えば、相手の行動を制限することなく、自分の気持ちを伝えることができます。

相手とより良い関係を築きやすい

相手を尊重したコミュニケーションができるということは、相手とより良い関係を築きやすいというメリットもあります。相手を尊重されたと感じると、人は相手に対して好感を抱きやすくなります。そのため、アイメッセージを使うことで、相手とより良い関係を築きやすくなるのです。

例えば、職場で同僚と意見が食い違ったとき、相手の意見を否定したり、自分の意見を押し付けたりするのではなく、アイメッセージを使って自分の考えを伝えれば、相手も自分の意見を尊重してくれやすくなります。

自分自身を理解しやすくなる

アイメッセージを使いこなすためには、自分の感情や考えを客観的に捉えることが重要です。そのため、アイメッセージを使うことで、自分自身を理解しやすくなるというメリットもあります。

例えば、何かに怒っているときに「私は○○に怒っている」と言えば、自分の怒りの原因を客観的に捉えることができます。また、自分の考えや感情を言葉にすることで、それらを整理して理解しやすくなります。

参考URL:
アイメッセージとは?意味と使い方のコツ,ユーメッセージとの違い‐公認心理師監修,ダイコミュ相談室

アイメッセージを効果的に使うコツ

アイメッセージの効果的に使うコツは、以下のとおりです。

主語を「私」にする

アイメッセージは、自分の気持ちや考えを主語にして伝えることがポイントです。そのため、主語を「私」にして、自分の感情や状況を具体的に伝えましょう。

例えば、「あなたはいつも遅刻するから、迷惑だ」というユーメッセージではなく、「私は、あなたがいつも遅刻するたびに、仕事の準備が遅れてしまい、困っている」というアイメッセージを使うと、相手は自分の行動が相手にどのような影響を与えているのかを理解しやすくなります。

感情を具体的に伝える

ただ「悲しい」や「怒っている」といった感情を表現するのではなく、具体的にどのような感情なのかを伝えましょう。例えば、「私は、あなたがいつも遅刻するたびに、いらいらする」というように、自分の感情を具体的に表現することで、相手は自分の行動が相手にどのような影響を与えているのかをより理解しやすくなります。

相手を責めない

アイメッセージは、あくまでも自分の気持ちや考えを伝えるためのコミュニケーション方法です。そのため、相手を責めたり、攻撃したりするような表現は避けましょう。

例えば、「あなたはいつも遅刻するから、もう一緒に仕事したくない」というユーメッセージではなく、「私は、あなたがいつも遅刻するたびに、仕事の準備が遅れてしまい、困っている。一緒に仕事するなら、時間通りに来てほしい」というアイメッセージを使うと、相手は自分の行動が相手にどのような影響を与えているのかを理解しやすくなります。

相手の立場を想像する

アイメッセージを送る前に、相手の立場を想像して、相手の気持ちを考えてみましょう。相手が自分のメッセージをどのように受け取るかを想像することで、より効果的なアイメッセージを送ることができます。

例えば、上司に対してアイメッセージを送る場合は、上司の立場を想像して、上司が自分のメッセージをどのように受け取るかを意識しましょう。上司が自分のメッセージを否定的に受け取らないように、自分の感情や考えを丁寧に伝えるようにしましょう。

参考URL:
言いにくいことは「アイメッセージ」で伝えましょう | セラピストプラス | 医療介護・リハビリ・療法士のお役立ち情報

アイメッセージと比較されるユーメッセージとは

ユーメッセージとは、「あなた」を主語にしたメッセージです。

具体的には、相手に対して「あなたは〜するべきだ」「あなたは〜しないでほしい」など、相手を直接指摘したり、命令したりするようなメッセージです。

ユーメッセージは、自分の意見や気持ちをストレートに伝えることができるというメリットがあります。しかし、相手を責めたり、攻撃したりするような印象を与えてしまうというデメリットもあります。

例えば、以下のようなメッセージがユーメッセージです。

「いつも遅刻するから困る」
「うるさいから静かにしてくれ」
「あなたはいつも失敗ばかりする」
「あなたはいつもだらしなくて、頼りにならない」

ユーメッセージは相手を攻撃的に扱い、対話の質を低下させることがあるため、できる限り避けるべきです。

参考URL:
Youメッセージの特徴とは?|Iメッセージとの違いや使える場面を解説 | オンライン研修・人材育成 - Schoo(スクー)法人・企業向けサービス