(心理学における)学童期

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心理学における学童期とは、6歳から12歳までの時期を指します。この時期の子どもは、小学校に通い始め、学習や社会化が進む時期です。

学童期の子どもの特徴としては、以下のようなものが挙げられます。

知的能力の急速な発達
社会性の発達
性自認の発達
学業に対する意欲の芽生え
学童期の子どもは、知的能力が急速に発達し、抽象的な思考や論理的思考ができるようになってきます。また、社会性の発達も著しく、仲間との関わりや集団行動の経験を通して、社会的なルールや規範を学び、他者を理解する力を身につけていきます。さらに、性自認の発達も始まり、自分は男の子か女の子かを意識し始めます。そして、学業に対する意欲も芽生え、勉強に取り組むようになります。

学童期は、子どもの成長にとって重要な時期です。この時期に適切な教育や指導を受けることで、子どもは健全に成長し、社会の一員として活躍できるようになるでしょう。

学童期の心理的課題としては、エリクソンの心理社会理論によると、「勤勉性」が挙げられます。子どもが自ら学び、物事を完成させたり、仲間と集団行動をして成功したりする体験を通して、自分が有能であると感じ、自尊心を得ることができます。この課題をうまく乗り越えることで、子どもは自信を持って、将来の課題に取り組むことができるようになります。

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