暗所恐怖症は、暗闇を異常なほど怖がる恐怖症です。暗闇に入ると、動悸、息切れ、吐き気、震え、発汗など、パニック症状が出てしまいます

今月の注目記事
みんなが知りたい!心理学用語ランキング ちょっと 口癖 プルースト効果とは

暗所恐怖症は、暗闇を異常なほど怖がる恐怖症です。暗闇に入ると、動悸、息切れ、吐き気、震え、発汗など、パニック症状が出てしまいます。頭では暗闇が怖いものではないと分かっていても、恐怖を抑えることができず、日常生活に支障をきたす場合もあります。

暗所恐怖症の原因は、まだ完全には解明されていませんが、遺伝的要因や、幼少期に暗闇で恐怖体験をしたことが影響していると考えられています。

暗所恐怖症の治療には、認知行動療法が効果的です。認知行動療法では、暗闇に対する不安や恐怖を、合理的な考え方と行動で克服していきます。具体的には、暗闇に対する恐怖の原因を探り、恐怖を想起させる状況に徐々に慣れていく方法(曝露療法)や、暗闇に対する不安や恐怖を抑える方法(認知再構成法)などの手法が用いられます。

暗所恐怖症は、誰でもかかる可能性があります。もし、暗闇が怖くて日常生活に支障をきたす場合は、早めに心療内科や精神科を受診して、治療を受けることが大切です。

参考URL:
暗所恐怖症の症状と治療相談