流動性知能

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流動性知能とは、新しい情報を獲得し、それをスピーディーに処理・加工・操作する能力です。具体的には、推論する力、思考力、暗記力、計算力、空間認識力、図形把握力、パターン認識力、問題解決力などが挙げられます。

流動性知能は、生まれつき備わっている能力であると考えられています。そのため、幼児期から青年期にかけては、経験や学習の影響を受けにくい傾向にあります。しかし、加齢に伴い脳の機能が低下するため、流動性知能は30歳代をピークに、65歳前後から急速に低下していきます。

流動性知能は、新しい問題や状況に直面したときに、臨機応変に適応する能力として重要です。そのため、学習や仕事、日常生活など、さまざまな場面で役立ちます。

流動性知能を高めるためには、さまざまな問題や課題に取り組むことが効果的です。パズルやゲーム、学習など、新しいものを学んだり、考えたり、発見したりする機会を増やすことで、流動性知能を高めることができます。

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