目標志向性

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目標志向性とは、個人が目標を達成するために努力する傾向のことです。目標を設定する際に、何に着目して目標を立てるか、何がモチベーションになりうるかには個人差があり、目標志向性はその個人差を表しています。

目標志向性は、大きく分けて「学習目標志向性」と「遂行目標志向性」の2つに分けられます。

学習目標志向性
学習目標志向性の高い人は、目標の達成そのものよりも、目標を達成するために必要なスキルや知識を身につけることに重きを置きます。そのため、失敗を恐れずに挑戦し、そこから学び成長することを喜びます。

遂行目標志向性
遂行目標志向性の高い人は、目標を達成することで得られる評価や称賛に重きを置きます。そのため、成功を収めることや、失敗を避けることに注力します。

目標志向性は、学業や仕事のパフォーマンス、人間関係などに影響を与えると言われています。学習目標志向性の高い人は、新しい知識やスキルを身につけることに意欲的であり、学業や仕事で高い成果を上げることが期待できます。また、失敗を恐れずに挑戦するため、新たなことにチャレンジする際にも有利です。一方、遂行目標志向性の高い人は、他者からの評価を重視するため、人間関係を円滑に保つことに長けています。

目標志向性を高めるためには、具体的で測定可能な目標を立てることが重要です。また、目標を達成するための計画を立て、計画通りに行動することが大切です。さらに、失敗を恐れずに挑戦し、そこから学び成長していく姿勢を身につけることも重要です。

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