感覚記憶

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感覚記憶とは、感覚器官に入力された情報をそのまま保持する記憶のことです。視覚、聴覚、嗅覚、味覚、触覚の5つの感覚に対応して、それぞれ視覚記憶、聴覚記憶、嗅覚記憶、味覚記憶、触覚記憶があります。

感覚記憶は、非常に短い時間しか保持されません。視覚記憶は1秒程度、聴覚記憶は数秒程度、嗅覚記憶は数秒から数十秒程度、味覚記憶は数秒程度、触覚記憶は数秒から数分程度と言われています。

感覚記憶は、短期記憶に移行するために必要なものです。短期記憶に移行するためには、感覚記憶の情報に注意を向け、意味づけを行う必要があります。

感覚記憶の例としては、以下のような例が挙げられます。

読書中に、文章の途中で自分の名前を呼ばれた瞬間に、名前を聞いたことを思い出す
テレビを見ているときに、画面に映っている人物の顔を見た瞬間に、誰なのか思い出す
料理を食べているときに、味の違いを感じる
感覚記憶は、日常生活において重要な役割を果たしています。

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