マクレガーのX理論・Y理論とは、アメリカの心理学者ダグラス・マクレガーが提唱した、人間観・動機づけにかかわる2つの対立的な理論

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マクレガーのX理論・Y理論とは、アメリカの心理学者ダグラス・マクレガーが提唱した、人間観・動機づけにかかわる2つの対立的な理論です。

マズローの欲求段階説をもとにしながら、「人間は生来怠け者で、強制されたり命令されなければ仕事をしない」とするX理論と、「生まれながらに嫌いということはなく、条件次第で責任を受け入れ、自ら進んで責任を取ろうとする」Y理論とがあるとその理論を構築しています。

X理論

  • 人間は怠惰で、仕事は嫌いである。
  • 人間は責任を避け、指示に従いたいと思っている。
  • 人間は権力や報酬に動機づけられる。

Y理論

  • 人間は仕事に喜びを見いだす。
  • 人間は責任を受け入れ、自ら進んで働く。
  • 人間は自己実現や成長に動機づけられる。

X理論は、性悪説的な人間観に基づいた理論であり、管理職は、従業員を監視し、命令や強制によって動機づける必要があるとしています。

Y理論は、性善説的な人間観に基づいた理論であり、管理職は、従業員の能力や意欲を信頼し、自律的な働きを促す必要があるとしています。

マクレガーのX理論・Y理論は、組織におけるマネジメントやリーダーシップに大きな影響を与えました。X理論は、従来型のマネジメントの考え方を表しており、Y理論は、より新しいマネジメントの考え方を表しています。

現代においては、Y理論に基づくマネジメントが主流となりつつありますが、X理論の考え方が完全に消滅したわけではありません。

X理論とY理論は、あくまでも人間観・動機づけの2つの極端な考え方であり、どちらか一方が正しいとは限りません。それぞれの理論の長所と短所を理解し、状況に応じて適切なマネジメントを行うことが重要です。

参考URL:
マクレガーのX理論Y理論 – リーダーシップインサイト