フェニングスタイン

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フェニングスタインとは、アメリカの心理学者であるアラン・フェニングスタインによって開発された、自己意識の測定尺度です。フェニングスタインは、自己意識とは、自分の内面や外面の自分に対する意識であると定義しました。そして、自己意識には、自分の内面を意識する「私的自己意識」と、自分の外面を意識する「公的自己意識」の2つの側面があると考えています。

フェニングスタイン尺度は、20の質問から構成されています。質問は、自分の内面や外面を意識する傾向に関するものです。たとえば、質問には、「自分の内面をよく理解しようとする」「自分の外見が気になる」などがあります。回答者は、各質問に対して1から5までの5段階で回答します。

フェニングスタイン尺度は、自己意識の測定尺度として広く用いられています。また、自己意識の研究だけでなく、人間関係や社会心理学などの研究にも用いられています。

日本語版のフェニングスタイン尺度は、1984年に菅原健介氏によって作成されました。

https://bsd.neuroinf.jp/wiki/%E8%87%AA%E5%B7%B1%E6%84%8F%E8%AD%98