キャッテルとは、レイモンド・バーナード・キャッテル(Raymond Bernard Cattell)のことで、イギリス生まれのアメリカ合衆国の心理学者です。1905年3月20日生まれ、1998年2月2日没。
キャッテルは、因子分析法を用いて人格の研究を行い、16の根源特性(16 Personality Factor)を発見しました。16PFは、現在でも広く使われている人格テストです。
また、知能を結晶性知能と流動性知能の2つに分け、結晶性知能は学習や経験によって発達し、流動性知能は加齢とともに低下するという仮説を立てました。
キャッテルの著書には、"The 16 Personality Factor Questionnaire"(1949年)や"Personality and Social Psychology"(1959年)などがあります。
キャッテルは、人格心理学と知能心理学に大きな貢献をしました。