エーリヒ・ゼーリヒマン・フロム

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エーリヒ・ゼーリヒマン・フロム(Erich Seligmann Fromm、1900年3月23日-1980年3月18日)は、ドイツの社会心理学者、精神分析学者、哲学者です。彼は、マルクス主義とジークムント・フロイトの精神分析を社会的性格論で結び付けることで知られています。彼は、新フロイト派、フロイト左派と見なされています。

フロムは、ドイツのフランクフルトに生まれました。彼はハイデルベルク大学とフランクフルト大学で学び、1926年にフランクフルト大学の精神分析研究所の講師になりました。

1933年にナチスがドイツに政権を握ると、フロムは米国に亡命しました。彼はコロンビア大学で教鞭をとり、その後ニューヨーク州立大学バッファロー校で教えました。

フロムは、愛、自由、権威、宗教など、人間の精神のさまざまな側面について、多くの著作を発表しました。彼の最も有名な著作には、次のようなものがあります。

  • 『愛するということ』(1956年)

  • 『自由からの逃走』(1941年)

  • 『人間の条件』(1947年)

フロムの著作は、多くの言語に翻訳され、世界中で読まれています。彼は、現代の精神分析と社会学に大きな影響を与えた人物です。

参考URL:
エーリヒ・フロム - Wikipedia