大脳新皮質

今月の注目記事
みんなが知りたい!心理学用語ランキング ちょっと 口癖 プルースト効果とは

大脳新皮質(しんひしつ)とは、大脳の表面を覆う薄い皮質で、哺乳類の脳の大きな部分を占めています。厚さは1.5~3mm程度で、6層の神経細胞から構成されています。

大脳新皮質は、ヒトを含む霊長類で特に発達しており、知覚、記憶、思考、随意運動、言語などの高次の脳機能を司っています。

大脳新皮質の機能は、大きく分けて次の3つに分けられます。

感覚処理:視覚、聴覚、触覚、味覚、嗅覚などの感覚情報を処理する。
運動制御:随意運動を制御する。
高次の認知機能:思考、記憶、学習、感情、言語などの高次の認知機能を司る。
大脳新皮質は、脳の他の部分と複雑につながっており、これらの機能を相互に連携させながら、人間の複雑な行動や思考を可能にしています。

大脳新皮質の役割の一部を、具体的な例を挙げて説明します。

視覚野:視覚情報を処理し、物体や空間の認識を司る。
聴覚野:聴覚情報を処理し、音の識別や音声の理解を司る。
体性感覚野:皮膚感覚、筋肉感覚、関節感覚などの情報を処理し、体位感覚や痛みなどの感覚を司る。
前頭前野:思考、記憶、学習、感情、言語などの高次の認知機能を司る。
運動前野:運動プログラムを生成して、運動を制御する。
大脳新皮質は、人間の知性や行動の基盤となる重要な器官です。

https://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%A4%A7%E8%84%B3%E6%96%B0%E7%9A%AE%E8%B3%AA