心理学における直感型とは、物事を論理的に考えたり、客観的に判断したりするのではなく、直感やひらめきによって物事を理解しようとするタイプのことです。
直感型の人は、物事の表面的な情報だけでなく、その背後にある意味や可能性を捉えることに優れています。また、物事を多面的に捉え、新しい視点や発想を思いつくことができます。
直感型の人は、芸術家や科学者、起業家など、創造性や独創性が求められる職業に向いているといわれています。また、ビジネスやマーケティングなど、新しいアイデアや戦略を必要とする場面でも活躍することができます。
なお、直感型は、カール・ユングの性格理論における「心理機能」のひとつです。ユングは、人間の心理機能を、思考、感情、感覚、直感の4つに分けました。
直感型は、外向的直感型(Ne)と内向的直感型(Ni)の2つに分けられます。外向的直感型は、外の世界からの情報に敏感で、新しい可能性やアイデアを常に探しています。内向的直感型は、自分の内面からの情報に敏感で、未来を予知するような洞察力を持っています。