「別にいいけど」が口癖の人の心理は、大きく分けて以下の2つと考えられます。
「言いたいことはあるけど、言えない」
「別にいいけど」は、言いたいことがあっても、それを相手に伝えるのをためらっているときに使われる言葉です。例えば、相手からの誘いや要求に「別にいいけど」と答える場合、本当は「行きたくない」「やりたい」という気持ちがあるのに、それを素直に伝えることができません。
この場合の心理としては、以下のようなものが考えられます。
- 相手を不快にさせたり、怒らせたりすることを恐れている
- 自分の意見や考えを押し通すことに抵抗がある
- 相手に何かを頼んだり、してもらったりすることに罪悪感を感じている
「興味がない」「関心がない」
「別にいいけど」は、相手から何かを言われても、それに対して興味や関心がない場合にも使われる言葉です。例えば、相手が何か話をしていても、自分の興味のある話ではないと感じたら、「別にいいけど」と答えることがあります。
この場合の心理としては、以下のようなものが考えられます。
- 相手の話に興味がない
- 相手に自分の興味のない話をするのは失礼だと思っている
- 自分の時間を無駄にしたくないと思っている
このように、「別にいいけど」には、さまざまな心理が隠れている可能性があります。相手の言動や状況をよく観察して、どの心理が働いているかを判断することが大切です。
なお、「別にいいけど」を口癖にする人は、自分の感情や欲求を表現するのが苦手な傾向があります。そのため、相手から「別にいいけど」と言われたときは、相手の本音を理解しようと努めるとともに、相手が自分の感情や欲求を表現できるようにサポートしてあげることも大切です。