「けど」は、接続詞として「しかし」「ただし」「ただしい」「しかしながら」などの意味を持ちます。そのため、口癖として「けど」をよく使う人は、以下の心理状態にあると考えられます。
相手の意見を否定したい
「けど」は、相手の意見に反論するときによく使われます。そのため、口癖として「けど」をよく使う人は、自分の意見を通したいという思いが強いと考えられます。また、相手の意見を否定することで、自分が正しいということをアピールしたいという気持ちも隠れているかもしれません。
自分の意見をはっきり伝えられない
「けど」は、自分の意見をはっきり伝えるときに、クッションとして使われることも少なくありません。そのため、口癖として「けど」をよく使う人は、自分の意見をはっきり伝えることに自信がないと考えられます。また、相手の意見を尊重したいという気持ちも強いのかもしれません。
相手に嫌われたくない
「けど」は、相手の意見を否定するときにも、相手に嫌われたくないという気持ちから使われることも少なくありません。そのため、口癖として「けど」をよく使う人は、人との衝突を避けたいと考えられます。また、自分の意見を主張することに対して、罪悪感や恐怖感を持っているのかもしれません。
もちろん、口癖として「けど」をよく使う人すべてが、上記の心理状態にあるとは限りません。しかし、口癖としてよく使われるということは、その言葉に込められた心理状態が、その人の性格や言動に少なからず影響を与えていると考えられます。
もし、あなたが「けど」が口癖になっていると自覚しているのであれば、自分の心理状態を振り返ってみるのもよいでしょう。また、相手に与える印象を良くするためにも、口癖を意識的に減らすように心がけるのも大切です。