「といったところ」が口癖の人の心理

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「といったところ」は、何かを説明した後に、その説明の終わりを示す言葉です。そのため、口癖として「といったところ」をよく使う人は、以下のような心理を持っていると考えられます。

自分の意見をはっきりと主張したくない

「といったところ」は、あくまでも説明の終わりを示す言葉であり、その内容について断定的な意見を述べているわけではありません。そのため、「といったところ」をよく使う人は、自分の意見をはっきりと主張したくない、あるいは、自分の意見を押し付けたくないという心理を持っている可能性があります。

相手の意見を尊重したい

「といったところ」は、あくまでも自分の説明を終えたというだけであり、相手の意見を否定しているわけではありません。そのため、「といったところ」をよく使う人は、相手の意見を尊重したい、あるいは、相手の意見を否定することで関係を悪くしたくないという心理を持っている可能性があります。

自分の考えを整理したい

「といったところ」は、自分の考えを整理するために使うこともできます。そのため、「といったところ」をよく使う人は、自分の考えを整理しながら、相手に説明しているという心理を持っている可能性があります。

もちろん、これらの心理がすべて当てはまるとは限りません。その人の性格や状況によって、心理は異なるでしょう。

具体例としては、以下のような場合が挙げられます。

  • 上司や先輩に対して、自分の意見をはっきりと主張したくない部下や後輩
  • 会議やプレゼンテーションなどで、相手の意見を尊重したいと思っている人
  • 自分の考えを整理しながら、相手に説明したいと思っている人

このように、「といったところ」が口癖の人の心理は、その人の性格や状況によってさまざまです。