「どっちでもいい」が口癖の人の心理には、主に以下の4つが挙げられます。
相手の意見を尊重したい
これは、相手の気持ちや意見を優先したいというポジティブな心理状態です。たとえば、友人や恋人と食事にでかけるときに、相手が美味しそうに好きな食べ物を食べている姿を見たい、と思うことってありますよね。そんなときは、自分は「どっちでもいい」と言ったとしても、本当は相手の意見に沿って決めたいと思っているのかもしれません。
意思決定コストを減らしたい
選択肢がたくさんあるときや、選択に時間がかかるときなど、決断を下すのが面倒なときもあります。そんなときは、とりあえず「どっちでもいい」と言って、相手に決めてもらうことで、意思決定コストを減らそうとする心理が働くかもしれません。
とくに興味がない
話題や選択肢に対して、とくに興味や関心がないときも、「どっちでもいい」と言うことがあります。たとえば、仕事で出てきた単なる事務的な決断など、自分の生活に直接影響がないようなことであれば、わざわざ自分の意見を言う必要もないという心理が働くのかもしれません。
会話を早く切り上げたい
話題や選択肢について、あまり深く考えたくないときや、会話を早く切り上げたいときも、「どっちでもいい」と言うことがあります。たとえば、会話が盛り上がらないときや、相手に何かを頼まれたときなど、自分の意見を言うことで会話が長引くのを避けたい心理が働くのかもしれません。
もちろん、これらの心理がすべて当てはまるわけではありません。人によって、口癖の裏にある心理はさまざまです。
「どっちでもいい」が口癖の人が周囲にいる場合は、その人の心理を理解して、適切な対応をするように心がけましょう。