DISC理論とは、1928年にアメリカの心理学者ウィリアム・M・マーストン博士によって提唱された、人間の行動傾向を4つのタイプに分類する理論

今月の注目記事
みんなが知りたい!心理学用語ランキング ちょっと 口癖 プルースト効果とは

DISC理論とは、1928年にアメリカの心理学者ウィリアム・M・マーストン博士によって提唱された、人間の行動傾向を4つのタイプに分類する理論です。

DISC理論では、以下の4つのタイプが提唱されています。

  • D型:主導型
  • I型:感化型
  • S型:安定型
  • C型:慎重型

それぞれのタイプには、以下の特徴があります。

D型:主導型

  • リーダーシップを発揮し、目標達成に積極的に取り組む
  • 決断力があり、行動力がある
  • 自信があり、自己主張が強い

I型:感化型

  • 社交的で、コミュニケーション能力が高い
  • 創造的で、アイデアマン
  • 変化を好み、刺激的な環境を好む

S型:安定型

  • 協調的で、安定を好む
  • 穏やかで、温厚
  • 変化を嫌い、慣れた環境を好む

C型:慎重型

  • 分析的で、論理的な思考を重視する
  • 完璧主義で、仕事に高い基準を持つ
  • 慎重で、リスクを避ける傾向がある

DISC理論は、ビジネスや教育、人材開発など、さまざまな分野で応用されています。

ビジネスでは、リーダーシップやコミュニケーション能力の向上、チームワークの強化などに役立てられています。

教育では、学生の学習スタイルや適性を見極め、学習指導や進路指導に役立てられています。

人材開発では、採用や配置、育成などの際に、個人のタイプを理解して、最適なマネジメントを行うのに役立てられています。

DISC理論は、人間の行動傾向を理解するための有用なツールです。

参考URL:
「DiSC理論とは?分析方法とタイプ別の適切な褒め方・叱り方」ソリューション・エクスプレス|三菱電機ITソリューションズ