ハウスマネー効果とは、カジノで得たチップや、宝くじで当たったお金など、自分で働いて稼いだお金ではないお金を、よりリスクの高い使い方をしやすくなる心理的傾向のこと

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ハウスマネー効果とは、カジノで得たチップや、宝くじで当たったお金など、自分で働いて稼いだお金ではないお金を、よりリスクの高い使い方をしやすくなる心理的傾向のことです。

ハウスマネー効果は、カジノで働く人々や、宝くじで当たった人々などの間でよく見られる現象です。例えば、カジノで大当たりした人は、そのお金を元手にさらにギャンブルをしたり、高価な買い物をしたりする傾向があります。

ハウスマネー効果は、以下の2つの要因によって引き起こされると考えられています。

  • 損失回避バイアス:損失を避けるために、リスクの高い行動を取る傾向
  • メンタルアカウンティング:自分のお金を、稼いだお金と得たお金に分けて考える傾向

損失回避バイアスとは、損失を避けるために、リスクの高い行動を取る傾向のことです。ハウスマネーは、自分で働いて稼いだお金ではないため、損失をしても「痛み」が小さいと考えられます。そのため、損失回避バイアスが働き、よりリスクの高い行動を取る傾向があります。

メンタルアカウンティングとは、自分のお金を、稼いだお金と得たお金に分けて考える傾向のことです。ハウスマネーは、運によって得たお金であるため、稼いだお金とは別物と考えられます。そのため、メンタルアカウンティングが働き、ハウスマネーは「使ってしまっても大丈夫なお金」と考えられる可能性があります。

ハウスマネー効果は、個人の財政状況に悪影響を及ぼす可能性があります。そのため、ハウスマネー効果に陥らないように、以下のような対策を心がけることが大切です。

  • ハウスマネーを、自分で働いて稼いだお金とは別物として考える
  • ハウスマネーを、投資や貯蓄などの安全な使い方に回す

また、ハウスマネー効果は、企業のマーケティングや広告にも活用されています。例えば、宝くじの宣伝では、宝くじで当たったお金を、豪華な旅行や高級車などの購入に使うイメージを描くことで、人々を夢中にさせ、宝くじの購入を促しています。

参考URL:
mnl_behavior_econ_202310.pdf