「さて」が口癖の人の心理

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ガーデンパス効果(GP効果)とは、文の構造が曖昧であるために、読み手が文の途中で誤った解釈をしてしまい、適切な手がかりとなる語が出現するとその誤りに気づき、解釈の修正や読み返しを行う現象です。

例えば、以下の文は、ガーデンパス効果が生じる文の典型例です。

光男の課に社長秘書が書類を持ってきたとき、課長がそれを読んでみると、別の課に持っていくはずの書類だった。それで光男が課長に書類を渡した秘書を捜した。

この文は、

光男の課に社長秘書が書類を持ってきたとき、課長がそれを読んでみると、別の課に持っていくはずの書類だった。それで光男が課長に書類を渡した。

と解釈することもできますが、

光男の課に社長秘書が書類を持ってきたとき、課長がそれを読んでみると、別の課に持っていくはずの書類だった。それで光男が、課長に書類を渡した秘書を捜した。

と解釈することもできます。

まず、読み手は、

光男の課に社長秘書が書類を持ってきたとき

という部分から、

光男の課に社長秘書が書類を持ってきたとき、課長がそれを読んでみると

と解釈します。この時点では、

課長がそれを読んでみると

の「それ」が、

光男の課に社長秘書が書類を持ってきたとき

で述べられている書類を指すと考えます。

しかし、

別の課に持っていくはずの書類だった

という部分を読むと、

課長がそれを読んでみると

の「それ」は、

別の課に持っていくはずの書類

を指すと考えるべきであることに気づきます。そのため、読み手は、

それで光男が課長に書類を渡した秘書を捜した

という部分を読む際に、一瞬、誤った解釈に気づき、解釈の修正や読み返しを行うことになります。

ガーデンパス効果は、人間の文理解の過程において、語順に沿って文を処理する傾向があることが原因と考えられています。また、ガーデンパス効果は、文の曖昧性が高いほど生じやすくなる傾向があります。

ガーデンパス効果は、言語学や認知心理学において重要な研究対象となっています。また、ガーデンパス効果は、自然言語処理や機械翻訳などの分野においても応用されています。

参考URL:
なんだか読み直したくなる日本語|やのまさ