イエスイフ法とは、相手の意見を肯定した後に、「もし〇〇ならどうか?」と質問し、相手の考えを深掘りしたり、提案を受け入れてもらうための説得テクニック

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イエスイフ法とは、相手の意見を肯定した後に、「もし〇〇ならどうか?」と質問し、相手の考えを深掘りしたり、提案を受け入れてもらうための説得テクニックです。

具体的な使い方

  • 相手の意見をしっかりと聞き、理解する。
  • 相手の意見を「そうですね」「確かに」「その通りです」など、肯定の言葉で受け入れる。
  • 「もし〇〇なら、どう思いますか?」「もし〇〇だったら、検討してくれますか?」などと、具体的な条件を提示して質問する。
  • 相手の答えを聞き、さらに質問を重ねたり、自分の意見を述べたりして、議論を深める。

イエスイフ法のメリット

  • 相手の意見を尊重している姿勢を示せるため、相手との信頼関係を築きやすい。
  • 相手の考えを引き出し、本音を探りやすい。
  • 自分の意見を押し付けるのではなく、相手自身が納得いくように提案を受け入れてもらえる。

イエスイフ法の例

営業シーン

  • 顧客:「御社の商品は、機能は良いのですが、価格が高いと感じます。」
  • 営業担当者:「確かに、他社製品と比べると価格は高めです。しかし、もし御社の業務効率が20%向上するとしたら、いかがでしょうか?」

教育シーン

  • 子供:「宿題はやりたくない。」
  • 親:「そうね、宿題は大変よね。でも、もし宿題を早く終わらせたら、好きなゲームを1時間だけしても良いよ。」

注意点

  • 相手の意見を否定したり、批判したりするような質問は避ける。
  • あまりにも条件が厳しいと、相手が受け入れてくれない可能性がある。
  • 相手の立場や状況を考慮して、適切な質問をする。

イエスイフ法は、相手の意見を尊重しながら、自分の意見を主張したいときや、相手の考えを引き出したいときに有効なテクニックです。

参考URL:
不動産営業トークに使えるクッション話法“イエスバット法”とは? | LIFULL HOME’S Business 仲介・管理