公認心理師とは、保健医療、福祉、教育その他の分野において、心理学に関する専門的知識及び技術をもって、次に掲げる行為を行うことを業とする者

今月の注目記事
みんなが知りたい!心理学用語ランキング ちょっと 口癖 プルースト効果とは

公認心理師とは、保健医療、福祉、教育その他の分野において、心理学に関する専門的知識及び技術をもって、次に掲げる行為を行うことを業とする者です。

  • 心理に関する支援を要する者の心理状態の観察・分析
  • 心理に関する支援を要する者との心理相談による助言・指導
  • 心理に関する支援を要する者の関係者との心理相談による助言・指導
  • メンタルヘルスの知識普及のための教育・情報提供

公認心理師は、2019年2月5日に施行された「公認心理師法」に基づいて誕生した、日本初の国家資格です。公認心理師の誕生は、心の健康問題の増加や、心理職の専門性の向上を背景としています。

公認心理師の受験資格は、以下のとおりです。

  • 大学で心理学に関する科目を含む指定科目を修めて卒業した者
  • 指定大学院で心理学に関する科目を含む指定科目を修めて修了した者
  • 指定施設において2年間以上の心理職に従事した者

公認心理師の活躍の場は、病院、学校、福祉施設、企業、行政機関など多岐にわたります。公認心理師は、心理学に関する専門知識と技術を活かして、心の問題を抱える人やその家族の支援を行っています。

公認心理師の具体的な仕事内容としては、以下のようなものが挙げられます。

  • 心理検査の実施・解釈
  • カウンセリングの実施
  • 心理療法の実施
  • 心理的支援計画の作成・実施
  • 心理教育・啓発活動の実施

公認心理師は、心の健康に関する専門職として、今後ますます重要になってくると考えられます。

参考URL:
公認心理師 |厚生労働省