(ポジティブ心理学における)「3つの良いこと」とは、毎日寝る前に、その日にあった良いこと3つを書き出すという習慣

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ポジティブ心理学における「3つの良いこと」とは、毎日寝る前に、その日にあった良いこと3つを書き出すという習慣です。この習慣は、アメリカの心理学者マーティン・セリグマンによって提唱されました。

セリグマンは、ポジティブ心理学において、幸福感や自己肯定感を高めるためには、ポジティブな感情や体験を意識的に増やすことが重要であると考えています。そこで、良いこと3つを書く習慣は、その日あった良いことに意識を向け、ポジティブな感情を増やす効果があるとされています。

セリグマンの研究によると、良いこと3つを書く習慣を1週間継続するだけで、幸福度が向上し、抑うつ度が低下するという結果が出ています。また、長期的な研究では、1年間継続することで、幸福度がさらに高まり、うつ病のリスクが低下するという結果も出ています。

良いこと3つを書く習慣を続けるためには、以下のポイントを押さえると良いでしょう。

  • 小さなことでも良いので、その日にあった良いことを3つ書き出す。
  • 具体的な出来事や、その出来事に対して感じたことを書き出す。
  • 書き出すことで、その良いことに対して感謝の気持ちを抱く。

良いこと3つを書く習慣は、誰でも簡単に始められるポジティブ心理学のワークです。ぜひ、今日から始めて、幸福感や自己肯定感を高めてみましょう。

具体的な「良いこと」の例としては、以下のようなものが挙げられます。

  • 仕事や勉強で成果を上げたこと
  • 家族や友人と楽しい時間を過ごしたこと
  • 自然や芸術に触れて心が癒されたこと
  • 誰かに感謝の気持ちを伝えたこと
  • 困っている人を助けることができたこと

小さなことでも良いので、その日にあった良いことに意識を向けてみましょう。

参考URL:
寝る前に書く「3つのいいこと」 ポジティブ心理学で自己肯定感アップ | NHK健康チャンネル