デュシェンヌ・スマイル

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デュシェンヌ・スマイルとは、口角を上げて目元にシワができる笑顔のことです。

19世紀にフランスの神経学者であるギュスタヴ・テオドール・フーシェ・デュシェンヌが、笑顔の表情筋を研究した際に、この笑顔を「デュシェンヌ・スマイル」と名付けました。

デュシェンヌ・スマイルは、大頬骨筋と眼窩部眼輪筋の収縮によって形成されます。大頬骨筋は口角を上げる筋肉であり、眼窩部眼輪筋は目尻を上げる筋肉です。デュシェンヌ・スマイルでは、これらの筋肉が同時に収縮することで、口角が上がって目尻にシワができるのです。

デュシェンヌ・スマイルは、本物の笑顔であるとされています。なぜなら、デュシェンヌ・スマイルは、感情に伴って自然に形成される笑顔だからです。一方、作り笑いの場合は、大頬骨筋のみが収縮し、眼窩部眼輪筋は収縮しません。そのため、作り笑いでは、口角は上がっていても目尻にシワは出来ません。

デュシェンヌ・スマイルには、以下のような効果があるといわれています。

ストレス軽減
免疫力向上
幸福感の増加
人間関係の向上
デュシェンヌ・スマイルを意識して笑うことで、より健康的で幸せな生活を送ることができるでしょう。

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