マイフレンドジョン

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マイフレンドジョンとは、自分の伝えたいことを第三者の意見として伝えるテクニックです。直訳すると「私の友達のジョン」という意味ですが、架空の人物でも構いません。

マイフレンドジョンが効果的なのは、以下の2つの理由です。

客観性が増す
自分の意見をそのまま伝えると、相手は「自分から買わせようとしている」と警戒してしまうかもしれません。しかし、第三者の意見として伝えることで、より客観的に受け取ってもらえる可能性が高まります。

共感しやすくなる
第三者の意見は、自分とは異なる立場からの視点であるため、より共感しやすくなります。また、自分と同じ立場の人の意見であれば、より説得力が増します。

マイフレンドジョンは、営業やマーケティング、教育など、さまざまな場面で活用できます。例えば、営業では、顧客に商品のメリットを説明する際に、他の顧客の成功事例を紹介することで、説得力を高めることができます。また、教育では、生徒に新しいことを教えるとき、すでにそのことを習得している人の意見を紹介することで、理解を深めることができます。

マイフレンドジョンを使う際には、以下の点に注意しましょう。

第三者の人物像を具体的に説明する
第三者の人物像を具体的に説明することで、説得力が高まります。例えば、「私の友達のジョンは、〇〇を専門とする会社に勤めている人で、〇〇の資格を持っています」などのように説明するとよいでしょう。

第三者の意見を客観的に伝える
第三者の意見を客観的に伝えることで、信憑性が高まります。例えば、「ジョンは、〇〇という商品を使っていて、とても満足していると言っていました」などのように伝えるとよいでしょう。

第三者の意見を自分の意見と結びつける
第三者の意見を自分の意見と結びつけることで、説得力が高まります。例えば、「ジョンの意見を聞いて、私も〇〇という商品に興味が湧きました」などのように伝えるとよいでしょう。

マイフレンドジョンは、上手に活用することで、相手に自分の意見を受け入れてもらいやすくなるテクニックです。

https://sales-closing.net/2020/06/07/my-friend-john-technique/