内臓緊張型

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内臓緊張型とは、シェルドンによるパーソナリティの類型論のひとつです。胎児の胚葉の発達に見られる特徴に基づき、体型を外胚葉型、内胚葉型、中胚葉型に分類し、それぞれ頭脳緊張型、内臓緊張型、身体緊張型と称される3つの気質に対応するという考えです。

内臓緊張型は、内胚葉型に属する気質です。内胚葉型は、体型が丸みを帯びており、内臓が発達しているという特徴があります。内臓緊張型の人々は、内臓が敏感で、ストレスや不安を感じると、胃痛や便秘、下痢などの消化器系の症状が現れやすくなります。また、感情を表に出すことが苦手で、内向的な傾向があります。

内臓緊張型の人の特徴は、以下のとおりです。

内臓が敏感で、ストレスや不安を感じると消化器系の症状が現れやすい
感情を表に出すことが苦手で、内向的な傾向がある
慎重で、計画的に行動する
安定志向で、変化を好まない
マイペースで、周囲に合わせるのが苦手
内臓緊張型の人は、消化器系の症状に悩まされることが多いため、ストレスを溜め込まないようにすることが大切です。適度な運動やリラクゼーションを取り入れ、心身を健康に保つようにしましょう。

なお、内臓緊張型はあくまでも気質のひとつであり、すべての内臓緊張型の人が消化器系の症状を抱えているわけではありません。また、中間型や混合型がいるため、必ずしも3つの気質に完全に当てはまる人はいません。

https://it-counselor.net/psychology-terms/sheldon-type-theory