(心理学における)壮年期

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心理学における壮年期は、一般的に40歳から65歳頃を指します。この時期は、青年期や中年期の課題をクリアし、社会や職場で一定の地位を築いた頃です。また、子どもが成長し、親としての役割も変化していきます。

壮年期の課題は、エリクソンの心理社会的発達理論では「ジェネラティビティ対停滞」です。ジェネラティビティとは、次の世代に何かを残したいという気持ちです。これは、子どもを育てることだけでなく、仕事や趣味など、自分の経験や知識を次世代に伝えることでも実現できます。停滞とは、自分の人生に意味を見出せず、停滞した状態になることです。

壮年期を充実させるためには、次の世代に何かを残したいという気持ちを持つことが大切です。子どもを育てたり、仕事で成果を上げたり、趣味やボランティアで社会に貢献したりすることで、自分の人生に意味を見出し、充実した壮年期を過ごすことができます。

壮年期の具体的な特徴としては、以下のようなものが挙げられます。

仕事や家庭で責任ある立場に就く
子どもを育てたり、親の介護をしたりする
趣味やボランティアなど、自分の時間を楽しむ
人生を振り返り、これからの生き方を考える
壮年期は、人生の第二のピークとも言われる時期です。自分の経験や知識を活かし、次の世代に何かを残しながら、充実した人生を送りましょう。

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