(心理学における)体制化

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心理学における体制化とは、外界からの刺激を、まとまりのある形やパターンとして知覚する働きです。

例えば、視覚的な刺激に対しては、近接、相似、閉合、連続、方向などの法則に基づいて、刺激をまとまりとして認識します。例えば、散らばった黒と白の点々を、近接の法則に基づいて、三角形や四角形などの形として認識します。

また、聴覚的な刺激に対しては、高低、強弱、時間などの法則に基づいて、刺激をまとまりとして認識します。例えば、雑音の中にある特定の音を、強弱の法則に基づいて、声として認識します。

体制化は、人間の知覚や認知に重要な役割を果たしています。例えば、体制化によって、複雑な情報を整理して理解しやすくなったり、新たなパターンを発見したりすることができます。また、体制化は、視覚障害者や聴覚障害者などの、身体障害者の知覚にも影響を与えています。

体制化の具体例としては、以下のようなものが挙げられます。

視覚的な刺激
近接:散らばった点々を三角形や四角形として認識する
相似:似たような形や大きさの刺激をまとまりとして認識する
閉合:隙間がある形を、隙間がない形として認識する
連続:連続した線を、つながった形として認識する
方向:同じ方向に向かっている線を、まとまりとして認識する
聴覚的な刺激
高低:高い音と低い音を、まとまりとして認識する
強弱:強い音と弱い音を、まとまりとして認識する
時間:短い音と長い音を、まとまりとして認識する
体制化は、ゲシュタルト心理学において重要な概念の一つです。ゲシュタルト心理学では、人間の知覚は、刺激の単なる集合ではなく、まとまりのある全体として捉えられるとしています。

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