「信じられない」が口癖の人の心理

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「信じられない」が口癖の人には、様々な心理状態が隠されている可能性があります。いくつか例を挙げてみましょう。

1. 驚きや感動を表している

本当に信じられないような出来事や、感動的な場面に遭遇した時、「信じられない」という言葉が自然と出てしまうことがあります。これは、純粋な気持ちの表れと言えるでしょう。

2. 疑い深い性格

常に何かを疑い、鵜呑みにしない性格の人も、「信じられない」という口癖を使うことがあります。騙されたり、裏切られたりといった経験から、人や物事を信じることが難しくなっているのかもしれません。

3. 自己防衛

自分の思い通りにならない状況や、受け入れ難い現実を目の前にした時、「信じられない」という言葉で心を守ろうとする場合があります。現実逃避や、問題から目を背けるための防衛心理と言えるでしょう。

4. 感情表現の乏しさ

喜怒哀楽などの感情表現が苦手な人は、自分の気持ちを言葉で伝えるのが苦手です。その代わりに、「信じられない」といった曖昧な表現を使って、気持ちを伝えようとする場合があります。

5. 承認欲求

周囲の注目を浴びたい、共感を得たいという欲求が強い人も、「信じられない」という口癖を使うことがあります。大げさな表現を使うことで、相手に強い印象を与えようとしているのかもしれません。

6. 単なる癖

特に深い意味もなく、「信じられない」が口癖になっている場合もあります。本人も無意識に言ってしまっている可能性があり、悪気があるわけではありません。

7. 認知の歪み

「信じられない」という口癖は、物事をネガティブに捉える認知の歪みから来ていることもあります。例えば、些細なミスでも「信じられないくらい酷い」と捉えてしまうなど、過度に批判的な思考が習慣化している可能性があります。

参考URL:
ありえない!信じられない! その口癖、大丈夫?:朝日新聞デジタル