内的動機

今月の注目記事
みんなが知りたい!心理学用語ランキング ちょっと 口癖 プルースト効果とは

内的動機とは、物事に対する強い興味や探求心など、人の内面的な要因によって生まれる動機付けを意味する言葉です。対して外発的動機とは、報酬や評価、罰則や懲罰といった、外部からの働きかけによる動機付けを意味する言葉です。

内的動機の例としては、

ゲームをクリアするために努力する
新しいことに挑戦して成長したい
誰かを助けたい
などが挙げられます。

内的動機は、以下の2つの要因によって影響を受けると考えられています。

有能感:自分の能力を発揮できていると感じる感覚
自己決定感:自分自身で目的を定め、行動をコントロールしていると感じる感覚
内的動機が高い人は、以下のような特徴があります。

目標達成に向けて継続的に努力する
新しいことに積極的に挑戦する
失敗を恐れずにチャレンジする
内的動機は、個人のパフォーマンスや満足度を高める効果があるとされています。

例えば、仕事において内的動機が高い人は、仕事にやりがいを感じ、仕事の成果を上げやすくなります。また、仕事に対する満足度が高く、離職率が低くなるという研究結果もあります。

内的動機を高めるためには、以下の方法が有効です。

仕事や学習の目的を明確にする
目標を達成するための具体的な計画を立てる
失敗を経験しても、そこから学び、成長する機会と捉える
自分の能力や強みを認め、自信を持つ
内的動機は、人の行動や人生を大きく左右する重要な要素です。内的動機を高めることで、より充実した人生を送ることができるでしょう。

https://www.recruit-ms.co.jp/glossary/dtl/0000000048/