短期記憶とは、外界から得た情報を一時的に保持する記憶です。
特徴は、
保持期間が数秒から数十秒程度と短い
記憶できる情報量が限られている(一般的に7±2個)
です。
短期記憶の例としては、
電話番号をメモする
会話の内容を覚えておく
計算の途中経過を覚えておく
などが挙げられます。
短期記憶は、長期記憶に転送されることで、長期的に記憶されます。長期記憶に転送されるためには、繰り返し覚えたり、意味づけをしたりすることが重要です。
短期記憶は、日常生活においてさまざまな場面で役立っています。短期記憶がうまく働かなくなると、電話番号を忘れたり、会話の内容を覚えてられなかったり、計算を間違えたりといった問題が発生する可能性があります。
短期記憶を鍛えるためには、さまざまな情報を繰り返し覚えたり、意味づけをしたりすることが効果的です。また、脳トレなどのトレーニングも有効です。