外言

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外言とは、声に出して、他者との情報伝達やコミュニケーションのための道具として用いられる言葉です。主語中心の構造をとり、文法的に整合性を持つというのが、外言の特徴です。

外言は、主に他者とコミュニケーションを取るために用いられます。例えば、会話、プレゼンテーション、授業など、他者と情報をやり取りする場面で用いられます。

外言は、思考の道具としても用いられます。例えば、問題を解くとき、何かを決めるとき、外言を用いて自分の考えを整理することができます。

外言は、発達心理学においても重要な概念です。ソビエトの心理学者レフ・ヴィゴツキーは、内言は外言から派生したものだと考えました。幼児は、最初は他者との会話から言語を学び、その言語を内面化することで内言を獲得していくとされています。

外言の例としては、以下が挙げられます。

会話
プレゼンテーション
授業
問題を解くとき
何かを決めるとき
自分を励ますとき
自分を叱るとき
自分を鼓舞するとき
内言と外言の違いは、以下のとおりです。

項目 外言 内言
発音 声に出す 声に出さない
機能 他者との情報伝達、思考 思考、自己調整
構造 主語中心、文法的に整合性がある 述語中心、圧縮や省略が多い、非文法的に結合している
発達 先に外言が現れ、内言へと移行する 内言は外言から派生する
外言は、私たちの日常生活において欠かせないものです。内言と合わせて、外言の役割や特徴を理解することで、より効果的にコミュニケーションや思考を行うことができるでしょう。

https://it-counselor.net/psychology-terms/external-internal-speech