右上を見る心理は、主に以下の3つに分けられます。
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嘘をついている
右脳は、想像力や創造性、直感などの処理を担当しています。そのため、嘘をついているときには、右脳が活発になり、右上を見ることが多いと考えられています。 -
過去のことを思い出している
左脳は、言語や論理、分析などの処理を担当しています。そのため、過去のことを思い出しているときには、左脳が活発になり、左上を見ることが多いと考えられています。しかし、右脳も記憶を処理する役割を持っているため、右上を見ることもあります。 -
何かを創造している
右脳は、視覚的なイメージや感情などの処理を担当しています。そのため、何かを創造しているときには、右上を見ることが多いと考えられています。
ただし、これらの心理は、必ずしも当てはまるわけではありません。人によって、視線の方向と心理的な状態の関連性は異なるため、注意が必要です。
また、右利きの人の場合、左利きの人とは逆の方向に視線が向くことがあります。そのため、相手の利き手を考慮することも大切です。
具体的な例としては、以下のようなケースが挙げられます。
- 子どもに「今日、宿題したの?」と聞くと、子どもが右上を見る。これは、嘘をついている可能性が高い。
- 友人に「あのとき、何を話したの?」と聞くと、友人が左上を見る。これは、過去のことを思い出している可能性が高い。
- 画家に「新しい絵を描いてる?」と聞くと、画家が右上を見る。これは、何かを創造している可能性が高い。
このように、相手の視線の方向を観察することで、相手の心理的な状態をある程度推測することができます。ただし、あくまでも参考程度に考えるようにしましょう。