「どうせ」が口癖の人の心理に

今月の注目記事
みんなが知りたい!心理学用語ランキング ちょっと 口癖 プルースト効果とは

「どうせ」が口癖の人の心理には、大きく分けて以下の2つが挙げられます。

諦め

「どうせ」という言葉には、「どうせうまくいかない」「どうせ失敗する」といった諦めのニュアンスが含まれています。このような心理を持つ人は、何かを成し遂げるという意欲や自信が低く、物事をネガティブに捉えがちです。また、失敗を恐れ、挑戦すること自体を避けてしまう傾向があります。

言い訳

「どうせ」という言葉は、「どうせやっても無理」「どうせがんばってもうまくいかない」といった言い訳にも使われます。このような心理を持つ人は、何かに挑戦しても成功する自信がなく、失敗を恐れています。そのため、失敗する前に諦め、言い訳をして自分を守ろうとします。

具体的な例としては、以下のようなことが挙げられます。

  • ダイエットを始めようと決意するが、すぐに「どうせ痩せない」と諦めてしまう。
  • 資格試験の勉強を始めるが、すぐに「どうせ合格できない」と諦めてしまう。
  • 好きな人に告白しようとするが、すぐに「どうせ振られる」と諦めてしまう。

「どうせ」が口癖になっている人は、自分の心理を見つめ直し、前向きな考え方や行動を心がけることが大切です。そのためには、以下の方法が有効です。

  • 自分の良いところを認める
    自分の良いところを認めることで、自己肯定感が高まり、物事を前向きに捉えられるようになるでしょう。

  • 成功体験を積む
    小さなことでもいいので、成功体験を積むことで、自信がつき、物事を成し遂げる意欲が高まります。

  • ネガティブな考え方を排除する
    「どうせ」という言葉が頭に浮かんだら、すぐに「きっとできる」とポジティブな言葉に置き換えるようにしましょう。

「どうせ」という言葉を口癖からなくすことは、決して簡単なことではありません。しかし、自分の心理を見つめ直し、努力を続ければ、必ず前向きな考え方や行動ができるようになるはずです。

参考URL:
「どうせ」は絶対に言ってはいけない…なぜか人生がうまくいく明るい人に共通する"ある口癖" 口癖には、その人の「人生観」や「物の見方」がでる | PRESIDENT Online(プレジデントオンライン)