終末効果

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終末効果とは?

終末効果(Recency Effect)は、人が情報を記憶する際に、最後に提示された情報をよりよく覚える傾向を指します。記憶の終わりに提示された情報は、他の情報と比較してより鮮明で印象的なため、長期記憶においてより強く保持されるとされています。

終末効果は、記憶の一部であるシリアル位置効果(Serial Position Effect)の一要素です。シリアル位置効果によれば、情報の提示順序に応じて、最初と最後に提示された情報がより記憶に残りやすく、中間の情報は相対的に忘れられやすいとされます。

終末効果は、さまざまな日常の状況で観察されます。たとえば、プレゼンテーションや講義の終わりに述べられた要点やまとめがより強く印象に残ることがあります。また、商品の広告や宣伝活動でも、最後に強調されるポイントやキャッチコピーが消費者の記憶に残りやすい傾向があります。

終末効果の原因としては、最後の情報が新鮮であるため、時間的な近さや視覚的な印象が強く作用することが考えられます。また、最後に提示される情報は、既存の記憶に関連付けられやすく、より短期記憶から長期記憶への転送が促される可能性があります。

終末効果は、情報の提示や伝達の際に意識的に活用することができる重要な要素です。情報をより強く記憶させたり、特定のメッセージや行動を強調するために、終末効果を意識的に活かすことができるでしょう。

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