内発的動機付け

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内発的動機付けとは?

内発的動機付け(Intrinsic Motivation)は、個人が内部から感じる自己の動機や欲求に基づいて行動することを指します。内発的動機付けは、個人自身が活動やタスクそのものに興味や喜びを感じ、内部からの充実感や達成感を追求することによって駆動されます。

内発的動機付けは外部の報酬や認識ではなく、個人の内在的な要因によって引き起こされます。そのため、自己成長、好奇心の追求、創造性の発揮、興味や情熱の追求などが内発的動機付けの例として挙げられます。

内発的動機付けが存在すると、個人は楽しみや満足感を感じながら活動に取り組み、自己成長や達成感を得ることができます。また、内発的動機付けは長期的な持続的な動機付けを促し、個人のパフォーマンスや学習の効果を向上させることが研究から示唆されています。

内発的動機付けの重要な要素としては、以下のような要素が挙げられます:

自己決定性(Autonomy): 個人が自分自身の選択や行動に対して制御権を持ち、自己決定を行うことが重要です。
経験の流暢性(Flow): 活動やタスクが個人のスキルや能力に適切にマッチしており、没入感や集中力が高まる状態を指します。
目的意識(Purpose): 活動やタスクが個人の価値観や意味に合致し、個人の目的や意図に沿っていることが重要です。
内発的動機付けを促進するためには、個人の興味や好奇心を刺激し、自己決定性や成長の機会を提供することが重要です。また、環境や組織のサポートやフィードバックも内発的動機付けを促進する要素となります。

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