失笑恐怖症とは、笑ってはいけないような場面で笑ってしまうという症状を特徴とする恐怖症

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失笑恐怖症とは、笑ってはいけないような場面で笑ってしまうという症状を特徴とする恐怖症です。

失笑恐怖症の原因は、はっきりとはわかっていませんが、以下の可能性が考えられています。

  • 過去に笑ってはいけない場面で笑ってしまい、恥ずかしい思いをした経験がある
  • 人前で話したり、人から注目されたりする状況に不安を感じやすい
  • 緊張やストレスに弱い

失笑恐怖症の症状は、以下のとおりです。

  • 笑ってはいけない場面で笑ってしまう
  • 笑いがこみ上げてくると、止めることができない
  • 笑ってしまうことで、周囲から笑われたり、冷たい目で見られたりして、不安や恐怖を感じてしまう

失笑恐怖症は、日常生活や社会生活に支障をきたす可能性があります。例えば、

  • 仕事や学校で発表やプレゼンをするときに、失笑してしまうのではないかと不安を感じ、積極的に取り組むことができなくなる
  • 人前で話したり、人から注目されたりする状況を避けるようになり、人間関係に影響を与える

失笑恐怖症の治療には、認知行動療法(CBT)が効果的です。CBTでは、失笑恐怖症の原因と維持要因を理解し、笑いがこみ上げてくる状況に適切に対処するためのスキルを学びます。

また、薬物療法も失笑恐怖症の治療に使用されることがあります。

失笑恐怖症の治療には、早期発見・早期治療が重要です。失笑恐怖症に悩んでいる場合は、精神科や心療内科を受診することをおすすめします。

参考URL:
失笑恐怖症 | ハートフルライフカウンセラー学院